[ ごあいさつ ]Greeting

日本顔料技術協会は主に顔料や色材に関する民間企業、公的研究機関およびその職員から構成され、会員件数約110余の学術団体です。皆様のおかげで今日まで60年以上の活動を続けることができました。
心から感謝申し上げます。
今後さらなる発展を目指し、ますます活発に頑張っていきたいと思います。

ところで、現在の日本顔料技術協会の活動、財政基盤は決して盤石なものではありません。会員の維持、増強や研究会の活動の活性化も急務な課題と考えています。
そのためには現在の協会の柱である顔料、顔料分散、塗料、印刷インキ、インクジェット技術のほかに、今後は様々な最先端材料を含めた新しい分野の開拓も必要と考えています。
具体的には、例えば機能材としてのカーボンナノチューブ、種々の酸化物、金属、各種ナノワイヤーなどの材料の分散体及び合成手法、量子ドット、可視光応答型光触媒材料、特殊触媒、紫外線、赤外線吸収剤材料、太陽電池、リチウムイオン電池や次世代型などを含めた二次電池、燃料電池、熱電変換材料、窒化物などの非酸化物、金属有機構造体、イオン液体、セルロースナノファイバーなどの環境に優しい天然材料など、これらの新規分野の提案を最重要課題として議論を進めていきたいと思います。

また今後は国際化も進めていく考えです。
海外の研究者の研究発表や投稿論文を受け付けるなど可能な限り進めていきます。

最後に日本顔料技術協会を支えていただいております会員皆様のご協力とご支援を今後とも賜りたいと思い、会長からのお願いともに挨拶とさせて頂きます。

会長森 良平

沿革・活動内容

協会名 日本顔料技術協会 (にほんがんりょうぎじゅつきょうかい)
JAPAN ASSOCIATION OF PIGMENT TECHNOLOGY
創立 1957年3月7日
会員数 111件(2018.3.6現在)
会長 森良平
設立の目的 この会は、顔料に関する技術の向上、知識の普及ならびに会員の親睦をはかるのを目的とする。(定款第2条)
主な開催事業
顔料入門講座(関東)
顔料・色材基礎講座(関西)
顔料工学講座(関西)
協会誌発行「顔料」ISSN 0433-1648
協会誌発行「顔料」
会費 年会費3,000円
  • ・会員には協会誌「顔料」を年2回配布(顔料公開特許情報、研究論文等を掲載)
  • ・年次総会後の懇親会では参加各社の顔料技術者たちとの交流の場を開いています

理事

関東支部
顔料技術研究会
アサヒ化成工業㈱旭化成メタルズ㈱大同化成工業㈱大日精化工業㈱千葉工業大 D I C ㈱artience㈱東京インキ㈱日弘ビックス㈱日本ピグメント㈱冨士色素㈱
関西支部
顔料技術委員会
猪名川顔料㈱住化カラー㈱第一化成工業㈱大東化成工業㈱東罐マテリアル・テクノロジー㈱野間化学工業㈱冨士色素㈱戸田工業㈱
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